調味料辞典

ナツメグ

ナツメグは、東インド諸島、モルッカ諸島原産のニクズク科の常緑高木、およびその種子から作られる香辛料のことです。

ナツメグは、アンズに似た卵形の黄色い果実をつけ、成熟すると果皮が割れ、網目状の赤い仮種皮につつまれた種子が出てきます。 この仮種皮を乾燥させたものが香辛料の一つ、メースであり、種子全体または種子の仁を取り出し、石灰液に浸してから乾燥させ、粉砕したものを香辛料のナツメグとします。

ナツメグには、独特の甘い芳香があり、ハンバーグやミートローフ、ミートソースなどの挽肉料理や魚料理に消臭スパイスとして使われます。また、クッキーやケーキなど、甘い香りに特徴があるお菓子にも用いられます。

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