調味料辞典

山椒 (サンショウ)

山椒(サンショウ)は、ミカン科サンショウ属の常緑低木で、別名、ハジカミと呼ばれています。(ハジカミはショウガの別名でもあります。)

山椒は、未熟な実や成熟した実の皮、若芽を香辛料として使います。中国では山椒の実の皮のみ用い、花椒(ホアジャオ)と呼ばれ、 古くから香辛料として使われてきました。また、山椒は実は薬としても用いられ、漢方では健胃、鎮痛などの作用があるとされています。

日本では、山椒の若芽(木の芽)は緑が鮮やかであるため、懐石料理などの彩りとして添えられ、また木の芽味噌にされます。

山椒の乾燥粉末は、うなぎの蒲焼の臭味消しとして、味噌汁に香付けとして、七味唐辛子の材料としても用いられます。

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