調味料辞典

七味唐辛子 (しちみとうがらし)

七味唐辛子(しちみとうがらし)は、唐辛子を主原料とし、六種類の副材料で風味をつけるとともに、辛味をほどよく抑えた調味料です。

七味唐辛子は、薬研堀(やげんぼり)とも呼ばれています。この名は、両国薬研堀で漢方薬からヒントを得て、七色唐辛子が作られ江戸の名物になったことに由来します。

七味唐辛子の七種類の組み合わせは、生産者によって異なります。唐辛子以外では、芥子(けし、ケシの実)、陳皮(ちんぴ、ミカンの皮)、胡麻(ごま)、山椒(さんしょう)、麻の実(あさのみ)、紫蘇(しそ)、海苔(のり)、青海苔(あおのり)、生姜(しょうが)がよく使われます。

七味唐辛子は、うどん・そばなどの麺類などの薬味としてよく使われます。

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