XO醤(エックスオージャン)は、1980年代後半に香港で作られた味噌風の調味料です。
1980年代の中華料理界では、諸外国の要素を取り入れた新しい料理が作られており、その中で香港・ペニンシュラホテルの料理人が高級食材をふんだんに使い、新しい調味料として開発されたのがXO醤です。
XOとはブランデーの等級を表す「最高」、醤は合わせ調味料を指すことから、XO醤は中華の「最高の調味料」と言われています。
XO醤は、干しエビ、干し貝柱などから溶け出すアミノ酸がうま味成分であるが、これらのアミノ酸の中には、脳の働きを良くする成分も含まれていると言われています。
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