調味料辞典

中双糖(ちゅうざらとう)

中双糖(ちゅうざらとう)は、しょ糖を結晶化させた砂糖の一種で、一般的には、中ざらめ糖、黄ざらめ、きざらとも言われています。

中双糖の製法は、白双糖と同じであるが、製造工程や仕上げ時に、カラメルを混入したり表面に吹き付けたりしているため、粒の色はやや黄色みを帯びています。また精製する前の粗糖(そとう)を使うことや、三温糖と似た製法を用いることで、元から黄色味を帯びたザラメを作ることも出来ます。

中双糖は、カラメル成分を含むことによる風味があることから、綿菓子やカルメ焼きなどでは欠かすことが出来ず、カステラなどの焼き菓子でも風味付けを兼ねて使われます。また醤油との相性も良いことから、煮物や佃煮などでも中双糖は用いられます。

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