調味料辞典

胡椒 (コショウ)・ペッパー

胡椒(コショウ)・ぺッパーは、インド原産のコショウ目コショウ科のつる性植物およびその果実からなる香辛料です。

コショウには、黒コショウと白コショウがあり、黒コショウ(ブラックペッパー)は、胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させて、すりつぶしたものです。白コショウ(ホワイトペッパー)は、完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたものです。

黒コショウは強い独特の風味があり、特に牛肉との相性がよいに対して、白コショウは、それよりマイルドで魚料理等と相性が合います。

また、コショウは強力な殺菌・抗菌作用があり、中世においては料理に欠かすことのできないものでもあり、大航海時代に食料を長期保存するためのものとして極めて珍重されました。またヨーロッパの様々な料理にコショウは使われており、またその影響を受けた様々な料理でも使われています。

スポンサーリンク

« 香辛料 (スパイス) |  調味料辞典トップページ  | 黒コショウ (ブラックペッパー) »